真実や事実を知ることで、夫婦で話し合える場がはじめて整うことができる。夫婦のどちらかでも、本音を言えない状況になってしまった 場合、なかなか腹を割って話ができなくなります。嘘を嘘で固めてしまった人の心は固く閉ざされてしまっています。
特に男性は、この部分はデリケートなので、 正面から話し合いをしても、あやふや答えで煮え切らない状態で話し合いを終えてしまうことになります。
また、女性の場合には、自己防衛が歴然と出て、感情をあらわにして、 あれやこれやと話が色々なところに飛び散る結果にもなりかねません。
夫婦を修復したい場合、パートナーを責めたり、誤らせることが本質ではなく、お互いが寄り添えられる場を築くことが目的となります。そもそも、夫婦が不仲になったり、 相手を思いやる心を忘れてしまったことは、どちらが悪いというわけではなく、お互いに原因があります。 もちろん、悪意があって関係が悪くなったわけではなく、相手を思っての行動や言葉が誤解を生み、パートナーに伝わっていたことがほとんどです。 男性の脳と女性の脳は、根本的に考えたり、良いと思う感覚も違います。だから、誤解を生むのは、必然的な出来事です、だからこそ、誤解が生まれた時に言葉を超えた 相手の気持ちや本質を意識を確かめたり、自分の気持ちを違う方向から何度も伝え合わなければ、分かり合う関係には、なることなどできません。だからこそ、事実を受け入れた上で、 パートナーと話し合うことが必要となります。